Sotheby'sオークションでまたまた出てました!
JARのイヤリング


1998年のものでサファイヤとエメラルド、そして8.5キャラットのダイヤモンドのイヤリングです。
おおよそ じゅーまんどる〜にじゅーまんどる の値段がつくであろうということでしたのに
$326,500で落札。日本円では2800万円弱でしょうか。
相変わらず人気です。
JARというのは通称で、名前はJoel Arthur Rosenthal。
ハーバード大学をでた異色の経歴のジュエリーデザイナー。
そう!以前にもブログに書いたけど
私がいつかはジュエリーをこの手にとって見てみたいと切に願う憧れのデザイナーなのです

パリのヴァンドーム広場にあるお店に行っても買えるわけじゃないし、
たとえお金持ちになっても、JARに気に入られないと作ってもらえないのだそう。
お客の雰囲気を見て決めるらしい。。。
こんなに高価だって金属はプラチナなどを使うわけでもなく銀を好んで使用するし、
宝石もダイヤばかりじゃない。
希少性とデザイン。そして技術力
特にパヴェはすごい。
石を留めるには爪がいるのだけど、まるで爪がなくて石が敷き詰められているように見えるパヴェがおそろしくきれいなのだ

デザインはとっても奇抜なものが多いけど、やっぱり魅力がある。
どうしても美しくて見入ってしまう。
たとえばこちら↓

こっちも見るのはすばらしい

どちらも素晴らし過ぎてジュエリーに負けてしまうことは確かです

数年前にエレン・バーキンがオークションに出品して話題になったとき
いずれも数千万円〜数億円で落札。
購入価格の倍以上の値がつくらしい。
なんて、、、
彼の話題になるとどうしてもお金の話になってしまうのが悲しいのぉ〜。
ジュエリーはもちろん、彼の展示会の本も今や数万円が50万円以上だし
JARプロデュースの香水まで出ていて、(昔のものらしい。知らなかったー。)
世界で3位の高額香水だって書いてあったし。

稲妻がデザインされたJARの香水ボトル
なかなか知り得ない世界が
より魅力的にしているんでしょうね。